内側靭帯損傷（膝捻挫）

どれみです。

さて、今回はいきなりの症例報告。


スキーの練習中に膝がグギッとなり、左膝内側が痛くて膝を伸ばせなくなった。
近々インターハイがあるので何とかして欲しい！　との依頼

故障後は近くの鍼灸師に鍼治療をしてもらい、その場は少し楽になっていた。
来院の際は歩くのも痛そうなので、問診をしてみると、
膝をあと３０度あたりで伸ばそうとしたところで痛みが出てしまう。

この方は以前にオスグッドで来院してきたことがあり、劇的に結果が出たとのことで遠方から期待をこめて来院。

１回目は完全に伸ばすまでにもいかなかったものの、歩行もかなり楽になり、
通常生活には支障がない程度になった。

２回目の来院時には、若干の痛みは出ていたものの、前回時よりは痛みはかなりなくなっていた。

しかし伸ばし切る痛みはやはりある。

実は、伸ばしきったり、曲げきったりというのは関節に一番負荷をかける行為で、
この痛みを完全に取るのが結構大変なのだ。

特にスポーツをやってる人たちは肉体を酷使している上、痛みを我慢してやっている
ケースが多いため回復しづらい状況にある場合が多い。

幸いこの方の場合、早めに来院されたこともあり、２回目の施術でほぼ全ての痛みがなくなった。

本番までの時間がないのでここでひとまず施術を止めて、本番でなるべく痛みが出ないようにちょっとした極秘アドバイスを伝授。
帰ってきたら念のためにも来院を約束して終了。

過去に何度も書いているが、やはり故障して早めに対処すれば多くの症状は高確率で回復することができるのだ。


あとは全力で競技をがんばって欲しい！