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どれみです。
先日、香川県の宇多津でショパン国際ピアノコンクールのアジア大会の地区大会があったので行って来ました。
ショパンコンクールといえば、1927年から始まり、5年に1度行われる最も権威のあるピアノコンクールのひとつで、歴代の優勝者にはポリーニやアルゲリッジ、ツィメルマン、ブーニンなど錚々たるメンバーがいます。
残念ながら日本人での優勝者はおらず、あの中村紘子さんが4位の成績を収めています。
そのショパンコンクールにアジア大会が開催されるようになり、今年が第11回大会でした。
アジア大会では小学生の部から、中学、高校、大学生、一般と細かく分かれており、それぞれの部で評価されます。
ここで高評価された参加者は神奈川で行われる全国大会の出場権が得られます。
アジア大会は毎年行われているようですね。
とまあ、大会の説明はこのくらいにしておいて、
さて、なぜ私がそこへ足を運んだかというと、元々好きだというのもあるが(弾けないですけどね)、
実は当院に来院されている女性が初めて参加するというので是非をと思い、行って来ました。
練習で溜まった疲労の解消にたまに当院を利用されています。
さすがにここにエントリーするだけあって皆さん非常に上手かったですよ。
とても中・高生とは思えないほどの実力者ばかり。。。
ただ、ひとつびっくりしたことは、参加者は演奏前に客席(審査員)に向かい一礼をして演奏を始めるのですが、
客席からの拍手は一切無し。演奏が終わった後も満場水を打ったように静まり返ったままで舞台袖に引いていき、すぐさま次の参加者が出てきます。
コンサートとは違うなんとも言い難い緊張感が客席にも伝わってきました。
その雰囲気に少々耐え切れず、私は一人一人の演奏が終わる度に胸の前で小さく拍手をしてました(笑)
ステージ上の彼女は、ピンクのドレスに身をまとっていて、非常に優雅に見えましたね。
とても評価されているコンクールとは思えない堂々とした演奏でした。
そして、約7分間の演奏が終わり、出入口に出てきたので、ちょっとインタビューをしてみました。
ど:(どれみ) し:(出演者)
ど「お疲れ様です。緊張しなかった?」
し「別にしませんでしたよ」
ど「拍手とかないと逆に緊張しそうな気がするけど。。。」
し「いつもそんな感じなので特にはないです。それより、私の前で急に休憩を取られたのでそちらのほうが気になりました。」
そうなのです。彼女は舞台袖に待機されたままで、いきなり5分間の休憩を言い渡されたそうです。
しかも、結局15分間の休憩(待ち)となったのです。
それでも同様を見せないステージに驚きでした。
最後に結果ですが、彼女は中学生の部で金賞で全国大会出場権を獲得しました!
要はトップ当選したのです。
初出場でこの快挙は頭が下がる思いです。
本当におめでとうございます!!( ^-^)∠※.。・:*:・゜`☆、。・:*:・゜`★
これからの活躍が期待できますね~